雲丹の住処

雲丹は、去年の秋に引越しをして、新しい街に住処を移した。
夏ごろから住む場所を求めて何件も不動産を回り、何十件もの物件を見て回って、
ようやく家賃・広さ・環境の厳しい条件をクリアした住処に出会えたのだ。

雲丹が不動産屋さんに出した条件は、かなり無謀だったらしく。。。

「大阪のど真ん中で、それはかなり無謀ですよ。。。。
　雲丹さん、どこか妥協してください。。。」

と、何件もの不動産屋さんに物件を調べる前から断られた。。。。
しかし、雲丹は諦めなかったわけで。。。

「おまいら、隠し物件持ってるやろ。それ出してこんかいっ！」

とは言ってないけど、「見落としてる物件もあるはずだから。全部調べて下さい。」
と、無謀な挑戦に挑み続けた。
約二ヶ月の死闘の末。。。
ようやく巡り会えた今の物件。条件はすべてクリア。
しかし雲丹の不動産屋泣かせは、まだまだ続いた。ｗ

これは、不動産屋との戦争だ。

「家賃を最低でも5千円は下げて欲しいなぁ。
不動産やさ〜ん、大家さんと交渉してくれるやろ？」

。。。言ってしまった。　ｧ '`,､'`,､'`,､'`,､(´▽`) '`,､'`,､'`,､'`,､

関西で生まれて、関西で育ち、関西人を辞めたいと思った事なんて一度も無い。
値切るのは、この土地の誇り高い文化なのだ。

そして、出来る不動産屋の良き働きにより、交渉成立･:*:･ﾟ`☆､｡･:*:･ﾟ`★

値切れるところはトコトン値切る。
あれだけ頑張ってくれた不動産屋の、仲介手数料というギャランティまでも

「宅建規約で決まってる金額しか払いません。」

と、本来の半額しか払わず。。。´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)ｳﾌﾌﾌﾌﾌ
晴れて、今の住処に移り住んだわけであります。

しかし。。。この経緯を友人に話すと、あんたの将来が心配だと言われた。
将来は船場センタービル（関西のｵﾊﾞちゃんﾐｾｽﾌｧｯｼｮﾝがひしめき合うとっても素敵な場所）
で買い揃えた、ド派手な衣装に身を包み、天満の商店街でママチャリ乗ってる姿が
想像出来るらしいのだ。。。。
ｧ '`,､'`,､'`,､'`,､(´▽`) '`,､'`,､'`,､'`,

ところで、みなさん。不動産屋で仲介手数料を払いすぎていませんか？
宅建の規約では、借主が払う手数料はちゃんと決められているのです。
場合によれば、手数料を払わなくてもいいかもしれない。
仲介料承諾用紙にハンコを押す前に、宅建規約を読んでみる事をオススメです。