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HN:
雲丹(うに)
性別:
女性
職業:
生春巻き評論家
趣味:
気分次第でいろいろと
自己紹介:
★キュンな人:
シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー
☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)
☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。
☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー
☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)
☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。
☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
☆どーぴんぱん☆
●sonyさんとDOPING PANDAさんに貢献中。
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世界の中心はニューヨークでもなく、東京でもない。
世界に最も影響を与えているものが中心と呼ぶならば、それは何か。
多分それは、1月1日だ。
今年も暮れに差し掛かった水曜の朝、いつものように自転車を漕ぎながらそんなことを思った。
通勤途中、信号待ちをしていた私に一人の草臥れた老人が語りかけてきた。
「今日は11月28日か?」
老人のその風貌が、明らかに路上生活者を漂わせていたので一瞬戸惑った私だったが、
「ええ、28日です。」
という言葉を返した。
老人は遠い目をして「今年も後33日でおしまいや。33日でお正月や。」と言い、こう続けた。
「おっちゃんな、リストラされてな。お正月迎えるお金も無いわ。」
「・・・・」
私は、『もしかしてこの老人はお金をくれと言っているのか?』と思い、一瞬身構えた。
年末の世知辛い世の中、つい2日前も会社近くの郵便局で強盗事件があったばかりだ。いつナイフで刺されるか分からない、ヤバイ!!とりあえず笑顔で交わしとけっ!!と、身に及ぶ最悪の事態をも考慮しつつ、引きつり笑いを浮かべてみた。
視線を老人に向けると、老人も笑っていたので少し安心した。
「毎日おっちゃんはな、天王寺まで歩くんや。天王寺のお寺の前でな、お坊さんの格好して立ってたら、歩いてる人にお金もらえるねん。」
「・・・・・・・・・」
そう語る老人に、どう会話を返せばいいのか分からず呆然とする私だったが、
「お正月迎えるために、雨が降っても、鑓が降っても10キロ先の天王寺まで歩くねん。」
という老人に、「ご苦労様です。」と頭を下げた。
信号は青に変わり、最後に老人は「姉ちゃん、聞いてくれて有難うな。」とお辞儀をした。
老人との会話の後、自転車を乗りながら『お正月って、そんなに特別なものなの?』と少し疑問に感じてしまった。
先日の郵便局強盗事件の犯人も、「年を越すお金がなかった」という理由で130万を奪って逃走、ナイフで人を傷つけた後、逮捕されたらしい。
沢山の人がお正月に抱く感情は、きっと特別なんだろう。
1月1日の来たる日のために動き出す人、街、時間。
世界は1月1日を軸に廻ってるんじゃないかと思うのは、世間が慌しく感じる年末だからだろうか。
人々がお正月にかけるパワーと情熱は計り知れない。
世界に最も影響を与えているものが中心と呼ぶならば、それは何か。
多分それは、1月1日だ。
今年も暮れに差し掛かった水曜の朝、いつものように自転車を漕ぎながらそんなことを思った。
通勤途中、信号待ちをしていた私に一人の草臥れた老人が語りかけてきた。
「今日は11月28日か?」
老人のその風貌が、明らかに路上生活者を漂わせていたので一瞬戸惑った私だったが、
「ええ、28日です。」
という言葉を返した。
老人は遠い目をして「今年も後33日でおしまいや。33日でお正月や。」と言い、こう続けた。
「おっちゃんな、リストラされてな。お正月迎えるお金も無いわ。」
「・・・・」
私は、『もしかしてこの老人はお金をくれと言っているのか?』と思い、一瞬身構えた。
年末の世知辛い世の中、つい2日前も会社近くの郵便局で強盗事件があったばかりだ。いつナイフで刺されるか分からない、ヤバイ!!とりあえず笑顔で交わしとけっ!!と、身に及ぶ最悪の事態をも考慮しつつ、引きつり笑いを浮かべてみた。
視線を老人に向けると、老人も笑っていたので少し安心した。
「毎日おっちゃんはな、天王寺まで歩くんや。天王寺のお寺の前でな、お坊さんの格好して立ってたら、歩いてる人にお金もらえるねん。」
「・・・・・・・・・」
そう語る老人に、どう会話を返せばいいのか分からず呆然とする私だったが、
「お正月迎えるために、雨が降っても、鑓が降っても10キロ先の天王寺まで歩くねん。」
という老人に、「ご苦労様です。」と頭を下げた。
信号は青に変わり、最後に老人は「姉ちゃん、聞いてくれて有難うな。」とお辞儀をした。
老人との会話の後、自転車を乗りながら『お正月って、そんなに特別なものなの?』と少し疑問に感じてしまった。
先日の郵便局強盗事件の犯人も、「年を越すお金がなかった」という理由で130万を奪って逃走、ナイフで人を傷つけた後、逮捕されたらしい。
沢山の人がお正月に抱く感情は、きっと特別なんだろう。
1月1日の来たる日のために動き出す人、街、時間。
世界は1月1日を軸に廻ってるんじゃないかと思うのは、世間が慌しく感じる年末だからだろうか。
人々がお正月にかけるパワーと情熱は計り知れない。
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