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UNI-ROU
「 レロイ通りと、嘘つきな日本人。 」
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プロフィール
HN:
雲丹(うに)
性別:
女性
職業:
生春巻き評論家
趣味:
気分次第でいろいろと
自己紹介:
★キュンな人:
シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー

☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)

☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。


☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
☆どーぴんぱん☆
●sonyさんとDOPING PANDAさんに貢献中。
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ベトナムに来て3日目。
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまう。
今日、ベトナムで1日を過ごしたら明日の朝、飛行機に乗って日本へと帰るのだ。
そう思うと、今日は思いっきり楽しまないと!と、気持ちが逸る。
 
早々に支度を終えて、サイゴンの街へ飛び出した。
市場へ向かおう。
昨日、夕食前に街をぶらついた時チェックしておいたお土産は、
今日、市内最大の規模を誇ると言われるベンタイン市場の相場を見て比較しようと思っている。
 
ドンコイ通りを北へ、市民劇場前を西に曲がりレロイ通りを真っ直ぐ。
約1キロ程だろうか、日が昇ればコンクリートの道から照り返す熱は容赦無いのだ。
灼熱のサイゴンで、しかしそれでも市場へと向かう私たちの足取りは軽かった。
 
レロイ通りをふらふら歩いていると、必ず何人ものバイタク(バイクタクシー)のおっちゃんが、
ひつこい位に声を掛けてきて、私達の行くてを阻もうとした。
誰に教えてもらったのか、お茶目にも彼らは
「おっは~!オッパッピ~!どんだけ~!そんなの関係ね~!」と、
知っている日本語を流暢に並べて私達の気を引こうと寄ってくる。
そして、「日本から来たの~?市場まで乗せていってあげるよ~。」
と、私たちを必要にバイクに乗せようとするのだった。
 
「乗らないよ。だって市場まで歩いて行けるもん。」
そう言って断ればいいのだろうと、心の中ではそう思いながらも
ついついそういうオッチャンの相手をしたくなってしまうのが、私の旅の決まりだ。
 
いつだってそう。
行く海外のあちこちで、私はよく嘘をつく。
シンガポールの露店で、交流が楽しくてわざと間違った日本語を沢山現地人に教え込んだ。
韓国の南大門市場では、「私達は日本の有名な芸能人なのよ」と大嘘を付き、信じ込ませてしまった。
今でもあの店に、只の庶民な私達のサインが堂々と飾ってあるかも知れないと考えたら、申し訳ないと今思う。
 
そういった私の行動がいつも、営業妨害になっているのではないかと、そんな不安さえもしているのだ。
それなのに、ここ、ベトナムでも・・・
おっちゃんの「どんだけ~」と言うお決まりの誘い文句に私は、「いかほど~」と愛想よく返事をしていた。
 
バイクに乗らないのなら無視をすればいい。それが手早くその場を切り抜ける方法だと思うのに、
その後、「市場に乗せて行ってあげる」というおっちゃんに、相変わらず私は
「日本人は市場になんか行かないよ。日本人が大好きな場所はグッチ、エルメス、シャネルだよ。」
と適当な事を言って楽しんでいた。
 
「今度から市場じゃなくエルメス連れてってあげるって言った方がいいと思うよ」と、
いつもながら勝手な嘘の情報を教えてあげて、私達はそのまま市場の方へと軽やかに歩きだすのだ。
幾つものバイタクに声をかけられて行くてを邪魔されても、そんな遣り取りがまた楽しくて、いつものように大笑いしながら市場までの道を歩いたのだ。
 
だから、単に楽しんでいただけの私達の行動が、軽率だとか、とても危なっかしい行動だったとかは、考えも付かず・・・
後に見知らぬベトナム人をこんなにも心配させていたとはその時、夢にも思っていなかったのだ。


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