シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー
☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)
☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。
☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
「浪花のロッキー」、赤井秀和も、 「浪速の闘拳」、亀田兄弟も
西成区の出身だという。
やっぱり、西成は全てが最強なのだ。
新開筋商店街を抜けると、さらなる大王様、『飛田新地』がお目見えするのかと思うと
西成最強のデンジャラスゾーンを前に怯んでしまいそうになるが、進みだした足を止めるわけにもいかず。。。
結局、好奇心だけでここまで来てしまったのだ。
商店街のアーケードが途切れたと同時に、でーんっ!と現れたのは飛田遊郭の
あの、『大門』だった。
現在、飛田新地と呼ばれるこの一帯。
かつて、「西の吉原」と呼ばれた松島と並ぶ遊郭として賑わっていた場所だ。
どうしてここが「近寄ってはいけない」といわれる曰く付きの場所なのかは、おおよそ皆様お気付きの通り。。。
その理由は飛田が現在でも、かつての色街の機能を残したまま営業を続けている、現役の遊郭だからだ。
ちょwwww 何時代やねん!!
と、ちょっとした、カルチャーショックと矛盾を覚える場所だったりするのだ。
だから、
”ここは決して、堅気の女の子が興味本位で足を踏み入れるような場所ではない” そういう場所なのだ。
しかし、私たちは場違いにも足を踏み入れてしまったのだ。 ほんとうに、世間知らずというかKYというか。。。
※大門跡、2本の柱が現在も建っている。 ※大門の隣にある交番。
映画「吉原炎上」や、最近では「さくらん」など、遊郭が舞台ならば必ず登場する、
「一度、遊女が大門をくぐると外には出れない」 という台詞。
飛田遊郭一帯にも、『嘆きの壁』という周囲を囲む高い壁があり、遊郭と世間を隔てていた。 いわゆる、遊女の足抜け(遊女が逃げること)を防いでいたのだ。
つまり、云わずと知れたこの大門は遊郭と外界とを結ぶ、唯一の出入り口だったようだ。
大抵の遊郭跡地の大門前には、交番が設置されているのが定番ようだ。
かつて、大門前には番所があり、郭の出入りを取り締まっていたらしく、その名残が現在の交番のようである。
何だか歴史を感じるなぁ。
さてさて、現在の飛田の様子なのですが。。。。
通りには統一された突き出し看板が、たくさん掲げられているのが分かるだろうか?
軒下には堤燈も灯されている。
この看板を掲げているところがつまり、
女の子が買えるお店というわけであります。
堤燈の明かりが灯っていれば、お店は営業中というわけだ。
明かりの灯る堤燈をいくつか写真でも確認できるように、昼間から営業しているお店もチラホラ見受けられる。
看板に書かれた屋号といい、堤燈といい。。。。
国宝級に時代錯誤だわ。
平成の風俗街とは思えぬ光景。
エロ街にありがちな、「さわりーマン イッ太郎」とか「さわっていいとも!」とかいう、(もう・・・汗)
下世話な名前の21世紀型風俗店とは訳が違う。
新地のお店は皆「ほたる」とか「希望」とか品のある名前。ちょっと、感動を覚えます。
いやいや、感動なんぞしとる場合じゃない。 ここは平成です。
現在、買春、売春なんぞは法律で禁止されているはずでは....? しかし、飛田ではそれが罷り通っている事実。 大門前には交番があるというのに!という何とも腑に落ちない矛盾。
どうして????どうして飛田では女の子が買えるの??? そんな疑問が生まれたら、
とりあえずネットを駆使して「ウィキさん」に聴いてみるのが手っ取り早い。
さあ、みんなも一緒に呼んでみよう!! 「おしえて~♪ ウィキさ~ん♪」
さて、みんなの疑問をウィキさんに訊ねたらば、飛田遊郭の歴史に答えがあると教えてくれたよっ☆
以下wikipediaより。
『飛田遊郭は難波新地乙部遊郭が全焼した後、1916年(大正5年)に築かれた遊郭である。
1918年(大正7年)には既に100軒あまりの妓楼が並んでいた。妓楼の数は昭和初期には200軒を超える。
戦災により多くの妓楼が焼失したが、戦後に赤線として復活。
昭和33年の売春防止法施行以後は料亭街『飛田料理組合』となっているが、現在も当時の雰囲気を伝えている。
なお、ほとんどの「料亭」は看板は料亭であるが、営業内容は1958年以前と何ら変わりがない。
表向き料亭に転向することにより、料亭内での客と仲居との自由恋愛という脱法行為として売春防止法を逃れられたためである。』
料亭内での客と中居との自由恋愛.....( ゚д゚)ポカーン
客と中居との.... 自由恋愛!!?? 工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工
なるほど。。。
店は売春宿ではなく、あくまで料亭。 そこで働く従業員と客とが意気投合して恋に落ちました。
そして、お店の中でヤッてしまいました。あらかじめ予期された行為ではないと...そういうことか。
ではでは、客と女の子が恋に落ちるという飛田新地の料亭は、一体どんなシステムになっているのか。
とにかく、料亭が建ち並ぶ通りを、恐る恐る歩いてみた。
が、しかし。。。。。
そこで私たちは、かなり飛田の事をナメていたのだと気がついた。 そして、無知すぎたという事も...
飛田新地は決して女の子が歩く場所ではない。 昼間でさえ歩いてはいけない場所だ。
あわよくば、店の外観をカメラに収めたいと思って意気込んで歩いていたのだが、
さすがにあの場所の雰囲気からして、それは無理な事だと空気を読んだ。
そんな事してたら大阪湾に沈められるのではないか、というマジな不安が湧き上がり、恐ろしすぎてカメラなんぞ向けていられない。(汗) 「撮影禁止」と店の入り口に注意書きが貼られているが、禁止より以前に自ずと自粛しようとする。そんな独特の雰囲気を醸し出す街だった。 クワバラ、クワバラ...
なので、飛田新地での詳しい写真がありません。(汗) あしからず。
参考になりそうな写真を、ネットから拾ってきたので、それをば。。。
※写真1 ※写真2
女の子は店の玄関口に座り、客に顔見世を行う。(※写真1)
叶姉妹ばりのセクシーな衣装で身を包み、男性が店の前を通ると首を30度傾け微笑みかける。
顔には照明が当てられ、この魔法の照明により女の子たちは、美白、アンチエイジング効果で一層ベッピンさんに見える。芸能人がよくやるプロの技法だわね。
店前には大抵、『やり手ババア』と呼ばれる、オバチャンが立っていて男の人が前を通ると
「兄ちゃん、見てって」とか、「可愛いやろ?上がってって!」とかいう声を掛ける。
(21世紀型風俗店でいう、キャッチや呼び込みのお兄さん的役割。)
こういう光景を見ると、遊郭の伝統が守られているなぁと感心する。(※写真2)
ちなみに、この『やり手ババア』のオバチャンは、堅気の女の子が店前を通ろうものなら
賺さずこんな罵声を浴びせるのだ。
「こっち見んなっっ!!! 出ていけっっ!!」 って。
もちろん私もオバチャンに、やんわりと嫌味を言われた一人なわけで。。。
「ねぇちゃん、働くお店探してんの~?」って、声を掛けられた私。
・・・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そりゃ嫌味言われて当然だけど、オソロシス。。。
んで、唯一必死こいて撮れた写真がこれ。→
なかなか、遊郭の歴史と貫禄を感じる佇まい。
昼間はまだ営業準備中と思われるお店。
扉が閉まっております。
殺されるの覚悟での1枚でした。。。汗
そして、文化財にもなっている妓楼跡を利用した
「鯛よし 百番」という居酒屋。
ここは、料亭ではなく飛田新地のなかでは唯一、女の子が買えない料理屋さんなので心おきなく撮影OKな建物。
一般の方でも予約を入れたら、お食事することが可能なので是非今度行ってみたい☆
居酒屋さんなので価格もそれほど高くないようだし、
内装が当時の遊郭そのまんま保存されてるらしいので一見の(ry だわね★
飛田は夜ともなると一層、妖艶さを増した色街へと変化する。
男女の欲望が渦巻く街を、いくつもの灯された提灯が妖しく光り照らすのだ。
本当に時空を越えてしまったかと思う程の異世界が、ここには存在する。
色街とは、現実逃避の場所だと何処かに書いてあった。
街並も人も、すっぽり現実から切り離されて存在しているような飛田を眺めると、
まさにそんな言葉に納得させられたのだ。
つづく
やめといたほうがいい。
まあ、今度一回行ってみて。 まぢ焦るで。
映画村でも無く、わざわざ作った町並みじゃないところが凄すぎて怖くなるよw