シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー
☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)
☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。
☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
破天荒な好奇心によって、私たちの暇すぎる休日は確実に衝撃的な1日へと姿を変えてしまっていた。
飛田新地の光景は、頭に焼き付いて離れない。
飛田を抜けてもまだ、ハム子と私は言葉を失くしたまま、ただひたすら無言で歩きつづけたのだ。
きっと、お互い頭の中で、さっき見た信じがたい光景を頭で整理していたのだ。
そう、あの隔離された場所だけに存在している、あの不思議な光景を理解するには少し時間が欲しい。
ゆっくり落ち着いた場所で、脳ミソのキャパを増やさなくては。
そう思ったのは、やっぱり2人とも同じで、行きに通った商店街へ戻り、そこにある適当なカフェでお茶をすることにしたのだ。
しかしまぁ、幾ら脳ミソが放心状態であったとは言え、入ったカフェは余りにも適当すぎやしないだろうか?
カフェというか、喫茶店が妥当。
その名も、『ニュー・プリンス』。
レトロな外観には、白々しいほど満開に咲き誇った桜の花。
わざとらしい春の演出が、明らかに入り難さを手伝っているわけだが。。。。
判断能力を失ってしまった私たちには寧ろ、その見事な桜が西成のオアシスに感じてしまったようで、
吸い寄せられるように店に入ったのだった。
店内を見渡し、「ここもまたレトロやな~」と感心しながら、
とりあえず、コーヒーを注文し一息ついた。
そして、お互いに出た言葉は、 「とりあえず、飛田はヤバイ。」 その一言だった。 恐ろしくて多分、2度目はもう歩けないだろう、とも話した。
「どっと疲れたね・・・」と、精神的脱力感を溜息に吐き出すと、注文したコーヒーがテーブルに届けられた。
モチベーションが低下気味の2人だったけど、その出されたコーヒーがズバ抜けてレトロだったので、生気を失った顔は一瞬にして笑顔に変わったのだった。
「キャワイイ~!!!!」
西成のレトロさが、ちょっとしたプチパリのように見えてくるから不思議。
オサレな御フランスでコーヒーを戴くパリっ子の自分を、私は西成の寂れた喫茶店で妄想出来てしまうのだ。
豊かすぎる想像力を身に着けている自分を誇りに思った。
西成最強の地で飲むコーヒーの味もまた、最強な味がするのかと少し不安もよぎったけど、
コーヒーは普通にコーヒーの味がしていて
当たり前の事を、ちょっとばかし残念に思ってしまった。
でも、香ばしい香りと、ほろ苦いコーヒーと、リアルでレトロな食器。
この一杯は、西成でないと飲めないコーヒーの味だと、すごく特別な感じがしたのだった。