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「 真実の愛を探しに行くのではない。 」
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HN:
雲丹(うに)
性別:
女性
職業:
生春巻き評論家
趣味:
気分次第でいろいろと
自己紹介:
★キュンな人:
シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー

☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)

☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。


☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
☆どーぴんぱん☆
●sonyさんとDOPING PANDAさんに貢献中。
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8:20分、ロービーにてメコン川クルーズツアー添乗員の『チュンさん』と落ち合い、同じツアー客と"あいのり"した、ピンク色では無いワゴン車でメコン流域を目指した。
ホーチミン市内から車でおよそ2時間。約70km離れたミトー市まで、見知らぬ男女9人を乗せたワゴン車はゆっくりと走り出した。

車内ではいきなり男女9人おのおのが、まとまりの無い会話を思いのまま披露し始め。。。
なかなか先行き不安の締まりの無い出発と相成った。

その日1日、共に行動をするメンバーはというと、
20代半ば~後半であろう謎の男性同士のペア1組と、仕事の出張ついでまがいの個人参加者2名の計男性4人。
女性が私達のペアと、姉妹参加のマダムペア2名、主婦を名乗る個人参加の1名を入れて5人。
なかなか個性味溢れる男女9人だった。

しかし、この連中たちがこの後、よりツアーを愉快なものにするのだった。


移動中、私とハム子はというと個性的なメンバーの人間観察と、勝手な妄想に夢中だ。

まず、謎の男性ペアの、「なんで、若い男2人でメコン川クルーズなんやろか・・・?」
という噂から始まった。

というのも、何故ベトナムに男2人で・・・?いや、ベトナムでなくても男2人で海外旅行へ行くのか?
そんな余り聞いたことが無い不思議な光景に、私が興味を示しだしたからだ。

「ちょwwwwもしや・・・あの2人ってゲイ!!??www」

根も葉もない確信を持ち。。。
私達はというと、2人から目が離せなくなり。。。
ついに彼ら2人を勝手に、「愛の逃避行中のカップル」という事に位置付け、暖かく見守ることにしたのだった。

一方、休日の岸辺シローのような風貌をした個人参加のおよそ50代の男性は、車内で常にテンションが暴走してしまっていて、誰にも止められない。。。。
「新学期初日の女子高生かっ!!」
と思う程、やたらと会話の輪に入ろうと必死な岸辺さんなのだw
そのうち、前列組、後列組と会話は二分し、両方の会話に首を突っ込んでいた岸辺さんは、双方の会話からボディーブローを食らう事になり。。。
遂には、独り言に自分でツッコむという、荒業に至っている始末だ。。。
そんなところが、ちょっとお茶目な岸辺さん♪

もう一人の個人参加の男性は、ひたすら喋らない。ツアー中、彼の声を耳にしなかったのではないだろうか。。。少なくとも私は聞かなかった。

女性唯一の個人参加者は、自称主婦を名乗り旦那、子供を日本に置いて一人旅を楽しんでいる模様。
2日前までカンボジアを回っていたらしく、アンコールワットの話をしだすと止まらない。
いたくカンボジアがお気に入りのご様子で、ホーチミンがどれだけカンボジアと比べて楽しくないかという事を、永延と喋ってくれる、要所要所イラッとくるお人なのだった。

自称主婦さんには、
「いや、私たちホーチミンしか行かないんですけど・・・ホーチミンを満喫している最中なんですけど・・・」
と言いたかったが協調性が邪魔をし、言えなかった。

入国早々タクシーにボラれて気分を害したか何だか知らんが、そんなに、ベトナムの悪口言わなくてもさ~・・・ 
ボラれるのが悪かろーぞ。
異国でタクシー乗るなら、それなりにボラれるの覚悟で私はいつも乗ってるよ。
不当な事に気が付いたら、猛烈に抗議して国際裁判じゃぁぁぁー!!!って怒鳴り散らして不当な金は払わんよ、私はね。と心では思いながらも、
「フムフム興味深い話だ!」と頭を縦に振っておいた。
しかし、何だかんだいって基本は気さくでイイ人な自称主婦さん。

そして、マダム姉妹ペアはというと、お姉さんの方はそんな自称主婦の話をニコニコと嫌な顔一つせず聞いていて、この人は仏様かマリア様か何か?と思う程、無垢な少女の心を持つ素晴らしいマダァ~ムなのだ。
マダァ~ム姉さんが笑うと、後光が差し、邪心に満ちた心が洗われるのだ。

一方、妹の方は小麦色に焼けた肌と終始サングラス、バブル期を彷彿させる茶髪のショート。
見るからに「ナイス・ガイ」といった風貌。
このナイス・ガイな妹マダムは、いつも纏まりの無いメンバーを仕切ってくれる中身もナイス・ガイなマダムなのだ。
常にリーダーシップを取ってくれる、一見怖そうに見えるが実はすごく優しい番長マダムさん。

なかなか愉快な車中である。。。

そんな愉快な一行を乗せたワゴンはホーチミンから2時間の移動を終え、雄大なメコン川が流れるミトー市へ到着し、『チュンさん』引率のもと、男女9人はメコン川クルーズの出発点のフェリー船着場へと向かったのだった。

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