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UNI-ROU
「 グレーという曖昧な感覚。 」
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プロフィール
HN:
雲丹(うに)
性別:
女性
職業:
生春巻き評論家
趣味:
気分次第でいろいろと
自己紹介:
★キュンな人:
シャア・アズナブル、ニコラス・ツェー

☆今、ファーストガンダムにはまっています。
今まで見たことが無かったのですが、勧められて劇場版の3部作と「逆襲のシャア」を見ました。
凄い!!こんなに面白いとは知りませんでした。
今度、一年戦争、ガンダムはどれだけ凄いかをミッチリ語る記事をブログに載せたいです(笑)

☆近々、三国志展に行く予定です♪
いつかは、三国武将達が駆け抜けた土地を巡る旅がしてみたいです。赤壁、夷陵、長坂・・・行きたいなぁ。


☆少しずつベトナム旅行記も、うpします☆
もう一度ベトナムに行きたい・・・
☆どーぴんぱん☆
●sonyさんとDOPING PANDAさんに貢献中。
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「理由と明確な原因は?」と聞かれて答えに詰まった。
男の人が、グレーという曖昧を嫌うのは何故だろう。
嫌う、というよりも端からグレーという感覚を持ち合わせていない。
白か、黒か。
言葉を濁らす私に、その日も会社の先輩はクリアな答えを教えて欲しいと言った。 

以前から彼と仕事帰りに飲みに行くと、よくその”グレー”の所で討論となった。
「だから、何が言いたい?」
「だーかーらー。YES、NOどっちやねん!」
そうやって、彼はいつも私の話に極論を出したがる。
だから私はいつも、
「先輩はいつもそうやって…アメリカ人ですか?」と聞き、
「日本人はハイでもイイエでも何方ともない答えを、曖昧のままにしておくという選択肢を持っている、繊細な感覚を持ち合わた人種ですよっ。」という。

そうすると先輩はいつも、「俺にはその感覚が無い。」と言う。

 いつも、水掛け論の堂々巡りだ。 

いつだったか、仕事帰りのサラリーマンの手本のように、居酒屋で会社のグチや人間関係の話しをしたことがあって、その時、彼は私に「●●は嫌いだ。○○は好きだ。」と、会社の人間の好き嫌いの割り当てを明確に提示した。
そして、「俺は人間には絶対、好きか嫌いの2つしかないと思う。」と言った。 

雲丹ちゃんは?

と聞かれ、私は「会社の人間は、別に嫌いでも無いし好きでもない。」と答え、そこまで他人に感情を移入しないし、好きでも嫌いでもどっちでもいい。という事を言った。
でも、先輩はいつものように私の答えが気に入らないらしく、例を出しながらもう一度問いた。

 例えば、海で会社の人間が溺れているとして。そう、例えば●●と○○が溺れてるって設定で、 1人だけ雲丹ちゃんが助けられるとしたら、どっちを助ける?どっちを助けたいと思う?
どっちかあるやろ?
それが、好きか嫌いかって事じゃないか?もし仮に、雲丹ちゃんがどちらも助けないって言うなら、
それはどちらも嫌いだからだろう。

好きな奴は助けようと思う。そうじゃないか?

 そう言って先輩は、私がいつも出す曖昧な答えは全て嘘だといった。
だから、いつも私の曖昧な言葉に先輩は「真意を隠しているだろう?」
と確な答えを迫るのだ。

そんな先輩に私は、
「単純ですよ私は。好き嫌いをハッキリ言える程、そこまで感覚に長けてないだけですよ。」
と前置きをし、
「私はグレーの人ならば、確実に助ける事ができる自分に近い方の人を助ける。それか、自分は右利きだから右の人を助ける。」と、そう答えた。

私には、グレーという感覚が存在してる。
先輩には、それが無いからスパイラルなのだ・・・


私はあの日、先輩から出された例題に、グレーは”アリ”だという事を答えた筈だ。

なのに真顔で、「仕事を辞めます。」
と言った私に、「理由と明確な原因は?」と問う先輩。

「仕事に何のメリットも感じなくなってしまいました。」
と答えた私に、
「理由がグレーすぎて判らない。」と言う先輩。

そして、白でも黒でも無いのがグレーというクリアな答えだと先輩に説く私が、あの日、
「そのグレーが答えなんです。」
とすぐ言えず、言葉を詰まらせてしまった理由。
それは、先輩の言う「真意があるから」を肯定してしまうことになるのだろうと、私は今、必死で理由を探さなければならない。
が、今現在まで思いつかないでいる。
なのでやっぱり、真意なんて無くてグレーはグレーなのだとも思うのだ。
果たして、相手が納得いく答えが見つかるのだろうか。。。
決心の理由を見つけられない自分にも少し不安だ。
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